堀田FW、優勝と得点記録更新に挑戦 男子サッカーUPSL ラスベガスシティFC
2019-03-30
ラスベガス・シルバー・マグの昨シーズンの覇者ラスベガスシティFCでプレーする堀田一海(FW)が、今シーズン開幕に向けて、現在、日本で調整中だ。
今シーズンはさらなる活躍が期待される堀田に抱負などを聞いた。
ー昨シーズンを振り返って。
リーグ戦では優勝できませんでしたが、カップ戦では、チームが一丸となって戦うことができ、優勝することができました。
スケジュールはハードでしたが、最後まで一戦一戦、集中してやれたと思います。
ラスベガスシティFCのチームメートと2018年のラスベガス・シルバー・マグの優勝カップを持つ堀田一海(右)
ーアメリカで、どんな刺激を受けたか?
まだ練習生の頃、チームメートのメキシコ人や南米の選手からサッカーに対する意識など考え方に刺激を受けました。
彼らは常にサッカーのことを考えていて、練習後もジムで筋トレしたり、個人トレーナーをつけてトレーニングするなど、とても意識が高いなと感じました。
ーアメリカのサッカーと日本のサッカーの違いは?
日本は細かくパスをつないだり組織的にプレーしてその中で個を出していくイメージがあります。 アメリカはチームによるとは思いますが、個の方が重要視される印象があります。自分の長所を出して結果を出すことが大事です。
あとはフィジカル面が大きいですね。ガンガン削りにきますし、ファウルしてでも止めにきます。そこは苦労しました。
ーアメリカのサッカーファンは、日本とは違うか?
ファンの違いはアメリカのほうが熱狂的で感情的な感じはしますね。良いプレー悪いプレーには特に反応がすごいです。プロアマ関係なく迫力があります。
ーアメリカのチームでプレーしようと思った理由は?
昔から海外でプレーしてみたくて高校のときに大阪府選抜で韓国に遠征に行き、サッカースタイルもサッカーに対する考え方などの違いを感じ、同じアジアでもこんなにも違うのかと思い、日本へ帰国してからは海外でプレーしたいという気持ちが強くなりました。
数年前、当時アメリカでプレーしていた知人とアメリカのサッカーについて話をしていて、とても興味深かったので、チャレンジしてみようと思ったのが始まりです。
ーなぜ、ラスベガスシティFCを選んだのか?
近年アメリカのサッカーはMLSの影響もあり、すごく発展してきていて、カテゴリーを問わず、人気があります。
またアメリカはスポーツで成功している国なので将来的なことも考えて、アメリカでプレーすることは自分にとってプラスだと思いアメリカを選びました。
ラスベガスシティFCについては、MLS参入に向けて活動しているチームなので興味を持ちました。アメリカでプレーしていた知人にオーナーや監督に話をしてもらい、始めは練習生からスタートしました。
またラスベガスという素晴らしい地域でサッカーができるという面も含めて、このチームを選びました。
ーラスベガスシティFCはどんなチームか?
監督が変わると戦術も変わるので、いかに自分をそこにうまくフィットさせるかが大事です。
どの監督も球際・ハードワーク・フィジカル面を求めてきますし、選手たちもそういうところを意識してプレーしています。どの選手もボールの扱いがうまくて攻撃的なサッカーをします。
チームの雰囲気は良くて、監督やコーチ陣たちも選手同様に試合の時は戦っています。
ー今シーズンの目標は?
タイトルを取れるようにチームに貢献したいです。得点に絡めるようなプレーをしていきたい。
個人的な目標は二桁得点を目指してやっていきたいです。
昨シーズンはフィジカル面で苦しんだ部分があったので、オフ期間中に地元の大阪にあるKUBO LABでトレーニングのサポートを受けています。とても良い準備ができているので、シーズン開幕が楽しみです。
◆堀田一海のインスタグラム
インスタグラム@kazuumi91

