Vol.28 「『ケアマネジャー』の役割って?何をお願いすればいいの?」
ケアマネジャーとは、介護に関する専門職で介護・医療・福祉の分野で実務経験がある人が取得できる資格で、正式には「介護支援専門員」と言います。略して「ケアマネさん」とも呼ばれています。ご本人やご家族からの相談に応じて、適切なサービスが受けられるように総合的なマネジメントやコーディネイトを行います。介護が必要なご本人やそのご家族とサービスを提供する企業や団体などをつなぐ橋渡し的な役割を担い、これからの介護がある暮らしをご家族やご本人と共に考えてくれるパートナーとなります。日本の介護保険を使ってサービス利用を
開始するときには「ケアプラン」を作成。
日本の介護保険で要介護度の認定を受けてサービスの利用を開始するときには、事前に「ケアプラン」を作成します。
「ケアプラン」とは、ご本人やご家族に代わって介護支援専門員の資格を持つケアマネジャーが作成する「介護サービスの利用計画書」のことです。ケアマネジャーは、ご本人やご家族、介護や医療のスタッフとも話し合い、その方の要介護度に合わせて介護保険の範囲内でサービスの利用計画を考えます。「訪問介護」や「デイサービス」など、介護の方法は様々あり、それらの中から利用者にとって必要なサービスを選び、最適なケアプランを作成します。

定期的な訪問でのモニタリングで
「ケアプラン」の変更も。
実際に介護サービスが開始されると、ケアマネジャーは定期的に利用者のお宅に訪問して、健康状態やサービス内容などをモニタリングします。
●サービスはしっかりと提供されているか
●利用しているサービスがその方の状況に合っているか
●利用者の状況に変化はないか
●利用者やご家族はそのサービスに満足しているか
などを確認して、ケアプランの変更をしてくれます。
様々な得意分野を持つケアマネジャー。
ケアマネジャーの情報は簡単に入手できます。
ケアマネジャーには、認知症に詳しい介護福祉士の資格を持つケアマネジャーや在宅医療の知識や実務経験が多い看護師資格のケアマネジャーなど、様々な強みを持っているケアマネジャーがいます。多くは居宅介護支援事業所に所属しています。地域包括支援センターにはケアマネジャーのリストがあり、厚生労働省「介護サービス情報公開システム」はインターネットでも簡単に調べることができるので活用されることをお勧めます。
【日本の介護・相続等は日本のプロに相談!】
\アメリカに相談の受付窓口が誕生!/
日本に住んでいる高齢の親の介護、実家の処分・相続などを日本のプロに相談できる受付窓口が南カリフォルニア・サンディエゴに誕生しました。日本の各団体、企業と連携した新たなサービスで、アメリカ在住者にとって時差を気にせず利用できるのでお勧めです。
◆お問い合わせ先◆
愛絆(あずな)サービスセンター
Azuna Service Center/San Diego Japanese Community Center
TEL:858-380-5899 /Email:info@azunaservicecenter.org
ひとくちメモ ~私の母82歳~ No.28
「兄が交通事故で突然他界して。翌日は大型台風接近』の巻
東京へ呼び寄せ、私達夫婦の家の近くに住んでいる母。兄と母の「これからのこと」を話し合った1週間後、兄は交通事故で突然お空へ逝った。翌日は関東地方に大型台風が接近。母の家は河が氾濫したら浸水するので、うちの家に避難させて食事の用意をしながら母の様子を見る。こわばった表情をしながら「3人の孫が心配」と可愛い孫を気遣う母。兄の家族は父親(兄)を中心に暮らしていたので、いきなり大黒柱を失ったお嫁さんと子ども達が気にかかる。台風が過ぎ去った翌日、母と一緒に兄の家族のもとに向かった。(続く)

