MUFGユニオンバンクが二世ウィーク・ファンデーションに寄付 日系人は、コミュニティに貢献するスピリットを持ち続けられた
2014-07-22
7月22日、三菱東京UFJ銀行頭取兼三菱UFJフィナンシャル・グループ取締役社長の平野信行氏が全米日系人博物館を訪問した。
平野氏は、「博物館の展示を拝見してつくづく思ったのは、戦前戦後日系人は大変な苦労をしてきたんだなーと。常にこの国に貢献するスピリットを持ち続けられたということ。この国のため、コミュニティのため、より良い価値を提供している姿は、我々が行おうとしていることと丁度重なり合います。戦前、戦後を通じて私ども銀行に出資をしてくださったのは、日系人の方達であります。私ども銀行も一貫して当博物館に長年寄付をさせていただいております」と先人達に敬意を表し、その恩返しの意味合いも込めた。
また、三菱UFJフィナンシャル・グループが協賛する新しい動きとして前駐日大使のルース氏が東日本大震災の際に提唱したトモダチイニシアチブを継承し、東日本大震災の復興支援の一環としてTOMODACHI-MUFG国際交流プログラムを立ち上げ、2012年より日米の中学・高校生の相互訪問を行なっている。今年は7月25日より東日本大震災の被災地3県より、26人の中学・高校生が南カリフォルニアを訪問している。当地の高校生も日本に招待し、被災地訪問のほか東京、広島、京都などを毎年訪れている。平野氏も「実際参加した生徒にお会いしましたが、異なった文化、生活を知ることによって、将来の視野が広がり感動も多かったようです」と話した。
MUFGユニオンバンクは、純益の2%を社会貢献活動に充てている他、青少年の金融教育などの独自プログラムも積極的に行なっている。今年5月にクレンショー高校、リンカーン高校に設立された高校生支店は、内外から注目を集めている。
MUFGユニオンバンクから二世ウィーク・ファンデーションの活動資金の小切手を手渡すジョージ・田中MUFGユニオンバンク日系リテール部マネジング・ディレクター(右)、岡本雅夫二世週祭プレジデント(中央)、ロリー・ガーディアMUFGユニオンバンク アジアン・コーポレート・バンキング部副部長
収容所のバラックを背に写真撮影(右から)畑尾勝己MUFGユニオンバンク頭取、グレッグ・キムラ全米日