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南加県人会協議会50周年記念式典開催

2014-09-14

 南加県人会協議会50周年記念式典がモンテベロ市のクワイエットキャノンで、9月14日行われた。現在南加県人会協議会は41都道府県の県人会のうち半数の県人会が100周年を迎えている。
 式典冒頭、同協議会の当銘貞夫会長は、「50年前に在ロサンゼルス日本国総領事館の総領事が、その頃パサデナにあった領事公邸に各県人会の会長を招待し意見の交換を図り、一つのアソシエーションとして活動したらどうかという提案でこの会が発足したのです。これまで南加県人会協議会を支えてくださった方々に感謝し、またこれから各県人会の結束を強め、日系社会の発展、日米間の文化交流に努めることができることを祈念しております」と挨拶した。
 南加庭園業連盟古川デレック会長、南加日系商工会議所青木義男会頭の祝辞に続き、在ロサンゼルス日本国の堀之内秀久総領事は、「50年というのは本当に長いんですね。その中で皆様のご尽力、本当に感謝いたします。そして東北大震災、津波の被害の時には南加県人会協議会の皆様のお陰で18万ドルを総領事館を通じてお届けすると共に、そして福島・宮城・岩手の県人会を通じて3万ドルをお届けしたということもございます。本当にありがとうございます。そしてこれで50周年ですが、これからの50年、若い世代の方々にもっと参加していただいて、総領事館としても力を尽くしたいと思います」とスピーチした。
 式典では、親睦演芸会功労賞に沖縄県人会・芸能部、かるかん・コーラス、若宮 翠寿稜、若柳久女、松前勝清、井本豊春寿、演芸会入場券販売協力功労賞に南加庭園業連盟、華道教授会、南加いけばな教授会、米国書道研究会、奨学資金部功労賞に故弓削勘次夫人、内藤ジャック、ゴルフ大会協力功労賞に羅府新報社、共同貿易、沖縄県人会、井上バート、郷土文化奨励功労賞に米澤義人がそろぞれ選ばれた。(敬称略)
 第二部のエンターテイメントには、寿松前会社中、寿の会社中、佐藤 芳江、玉城流・冠千会社中、西 タック、若久会、新原由美、堀之内秀久総領事 が出演し、日頃の腕前を披露した。
 同協議会は、これまで日系老人ホームの購入資金、日米文化会館建設資金、全米日系博物館建設資金を寄付をし、日系コミュニティーに多大な貢献をし、また阪神大震災及び東北大震災の被害者救援の義援金募集に尽力し、ゴルフトーナメントを開催しその収益金を日系パイオニアセンターに寄付、さらに毎年秋に日米劇場で奨学資金募集のための演芸会をも催したり、積極的な活動をしている。

挨拶をする当銘会長

祝辞を述べる堀之内総領事

記念式典の鏡割り(左から)南加日系商工会議所青木義男会頭、南加県人会協議会三宅明己顧問、堀之内秀久総領事、同協議会当銘貞夫会長、南加庭園業連盟古川デレック会長、同協議会野崎住吉顧問

同協議会の50周年を祝って乾杯!

歴代会長記念撮影(敬称略)/ 三宅 明己、 吉本 輝雄、 小島 敏雄、 野崎 住吉、豊田 智、 伊藤 富雄、 浅見 紳太、 藤井 サム、 柴 邦雄、 西 タック、 中村 達司、川口 吉則、 澤岻 安和、 加藤 譲孜、 宮崎 マック、 福岡 健二、 比嘉 朝儀、 岩下 寿盛



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