七味会 2014年度総会とセミナーを開催 日本食を通じて地域社会に貢献!
2014-12-09
12月4日、米国に進出する日系食品会社・56社で構成される七味会(1980年設立/会員数118名)の2014年度総会とセミナーがトーレンス市のミヤコ・ハイブリッドホテルで開かれ、71人が参加した。
在ロサンゼルス日本国堀之内秀久総領事は、「ここカリフォルニアは、日本食・日本食材などがある意味ゲートウェイになっています。全米の日本食レストランの内20%が南カリフォルニアにあります。領事館としましても日本食材・お酒など積極的にアピールしていきます」と挨拶した。
毎年日系引退者ホームに寄贈している同会は、例年約30社からたくさんの日本食材を集め寄付をしている。ボイルハイツの敬老シニアヘルスケアの大石剛施設長は、「敬老では高齢者600人以上が住んでおり、毎食必ず日本食が選べるようになっています。これも毎年ご寄付を頂いているお陰です」と総会で謝意を述べた。
セミナーでは、FDA海外工場査察を受けたカメリカの村上大二郎副社長と高岡屋USAの築道寛親社長から、査察の様子の話があり、参加者は真剣に耳を傾けた。
会計・レクレーション・庶務報告や新役員選出、新会員の自己紹介などが行われた。
再任となった来年度同会会長のミヤコ・オリエンタルフーズの清水照雄副社長は、「幹事会はオープンにして会員との距離を縮め、いろいろな意見を出し合って会を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
堀之内秀久総領事も日本食が地域に浸透している事を実感
村上大二郎氏は、ジェトロの活用と協力を強調した
築道寛親氏は、上海工場の検査でも英語の書類が大事と話した
前会長の宮里勝吉氏(左)に感謝状を渡す新会長の清水照雄氏
創立以来34年が過ぎ、米国で日本食を広めようと様々な困難を乗り越えてきた七味会のメンバーの結束は堅い

