暫定「リトル東京 ロータリークラブ」活動開始 フランシス橋本プラザ美化プロジェクト②
2015-06-23
5月31日、(暫定)リトル東京ロータリークラブと南加庭園業連盟のメンバーが、第2回目の「フランシス橋本プラザ」美化プロジェクトを行った。この日は、プラザに面したオフィスビルでビジネスをしている人々も参加してプラザ内を清掃した。
先月の清掃から1ヶ月後、プランターの中は捨てられたゴミが溜まり、ゴミ箱状態になっていた。参加メンバーの一人が「買った食べ物のパッケージやカップが捨てられているんですよ。ホームレスがゴミを捨てていると聞いたこともありますが、明らかに違いますね」と話した。
昼間のフランシス橋本プラザは市民の憩いの場所となっていて、プランター脇に座りランチを食べる人々やたばこを吸って休憩する人々が多い。その中の一部の人々がゴミをプランターの中にポイ捨てするというのが現状らしい。プラザにゴミ箱がないこともゴミのポイ捨ての原因だという指摘もあり、ゴミ箱の取付も検討中だが、憩う人々のモラルの低さも浮き彫りになった。
プランターの中に捨てられたゴミ
またこの日は、作業前にハプニングが起きていた。早めにプラザに到着したメンバーの一人が、差し入れを買いに行っている間に、プランター脇に置いた作業用手袋と植物を盗まれてしまった。この一件からもプロジェクト成功には清掃の他に、人々のモラル向上と安全確保も不可欠だとメンバーたちは痛感した。
今回の新しい試みとしてたばこの吸い殻入れの設置が行われた。前回の清掃でたばこの吸い殻が多く捨てられていたことに着目したメンバーが、使用済みの大きなコーヒーの缶を臨時の吸い殻入れにしようと持参した。プランターの中に缶を埋めてできあがり。スモーカーたちが使ってくれるかどうか様子を見る。
次回は、景観向上のために植物を植える。節水もできる植物とは?窃盗の防止策は万全か?6月28日(日)午前9時30分からフランシス橋本プラザにて。
=Tomomi Kanemaru
清掃するメンバーとプラザに隣接するビルのビジネスオーナー
リサイクル缶で作った吸い殻入れ

