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ローカルニュース

シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキさんを迎えたオーロラ基金主催ベネフィットコンサート 歌とおしゃべりで1400人満員の聴衆を魅了!

2015-10-23

今年で17回目を迎えたロサンゼルスで秋の恒例行事、オーロラ基金主催ベネフィットコンサート、今回のゲストはシンガー・ソングライターのアンジェラ・アキさん。昨年8月の日本武道館での全国ツアーのファイナルコンサートを最後に、ロサンゼルスで音楽を学ぶ為に無期限活動中止に入っている。そんな彼女がオーロラ日本語奨学金基金の趣旨に賛同し、10月18日にレドンドビーチ・パフォーミングアートセンタ-で、オーロラ基金のために一夜限りの特別コンサートを行った。また、コンサートの前には、今年度の全米高校生日本語スピーチコンテスト優勝者のビラル・パジアさんとユシ・ワァンさんによるスピーチも行われ、流暢な日本語を披露した。
 
アンジェラ・アキとオーロラの何かコボレーションができないかと思い、日本から特別にTシャツを作ってもらい200枚自筆サイン=写真下=したという、熱い思いを寄せるアンジェラ・アキさん。

 チケット完売で迎えたコンサートは「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」「THIS LOVE」「HOME」などのヒット曲や一緒に音楽を学んでいるUSCの学生を引き連れて「上を向いて歩こう」「津軽海峡冬景色」更に新曲も発表、日本人にもなじみのある英語の曲とともに熱唱した。また、徳島の山奥で育った話、12年間頑に彼女の妹さんと秘密を守ってきた話、おばあちゃんとの思い出話など、本人もしゃべりだしたら止まらないというように、話術も健在。時折、阿波弁、英語を交えながら、会場の一人一人と目線を合わせるように語りかけた。学生として毎日刺激を受けているアンジェラ・アキさんは、バイリンガル、バイカルチュラとして日本を代表し、近いうちにグラミー賞、アカデミー賞、そしてトニー賞を狙う存在として注目していきたい。

 《アンコールでのアンジェラさんからのメッセージ》
 去年37才で日本での音楽活動を無期限に休止して学生に戻る決心をしたその時は正直すごい不安にかられ、この歌「さくら色」が自分の背中を押してくれました。人間いくつになっても再出発、新しいスタートが切れると思います。私はまだまだ夢の途中ですが、どんなことがあっても自分を信じて、突き進んでいきたいと思います。

 《来場者の感想》
 (30代女性)一部・二部とありましたが、どちらも楽しくてあっという間に時間が過ぎました。日本でのキャリアを捨てて、ティーンエイジャーと一緒に大学で音楽を学ぶ生活を選んだ、自分の心の声を聞いて選んだその生き方が、そのまま表れていたコンサートでした。いっぱいの勇気と感動と希望をもらいました。ありがとうございました。
 (40代男性)何度か、TVなどで代表曲を聴いた事はあるものの、ここまで良い意味で期待を裏切られるとは思っても見ませんでした。歌唱力はもちろんのこと、楽しいMC、才能あふれる演奏力、そして歌でもあるようなご自身が夢に向かって立ち向かう現状など、アンジェラ・ワールドに引き込まれすっかり魅了されました。また、現在通っている学校の生徒さんをあのような場に立たせ、彼らの夢にも大きなきっかけを与える人柄が単なる人気アーティストの枠を超える人間性を物語っていたような気もします。同じ土地に住むものとして、陰ながらの応援をさせていただき、いつか一回りも二回りも大きくなった彼女に再会したいものです。
    



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