協同システムの連合スピーチコンテスト!
2016-04-22
創立105年を迎えた日本語学園協同システムの連合スピーチコンテスト(小学部第65回、中学部・高等学部第28回)が、3月19日リトル東京の禅宗寺で行われた。
羅府中央学園、バレー学園、パサデナ学園、第一学園アーバイン校、中高学部の5校に約300人の生徒が在籍。日本語を第二言語として教えることを基本方針に、毎週土曜日に日本語と日本文化のクラスで幅広く教育している。 当日は、各校から選抜された52人がスピーチコンテストに参加し、小学部低学年では日常の出来事を日記のように、高学年は自分の意見や社会問題に関するスピーチもあり、各生徒の日頃の練習の成果が発揮された。
同校の田中雅美学園長は、「今年はいつもより連合大会までの時間が短く、私も準備に追われ昨日も遅くまで事務所で仕事をしていました。正直言って今日の私の体はクタクタでした。しかし、スピーチコンテストが始まるとそんなことはどこかに吹っ飛んでしまうほど、生徒の皆さんの頑張っている姿に感激を覚えました。皆さん、本当によく頑張ってくれました」と激励の挨拶をした。
各学園から選出されただけに、出場者全体として高いスピーチの能力が見られた。校内大会後に練習に励み、連合大会では成績を上げた生徒も数多くいた。
6人の審査員により最優秀賞に選ばれたのは尾崎理子さん、『諦めることに慣れてしまった人達へ』という題目でスピーチした。副賞として日本往復航空券が贈られた。
◆各部門の最高得点は次の通り
☆小学年低学年 高橋多輔(たすけ)さん
☆小学年高学年 上村長女(おさめ)さん
☆学園特別選出 ユー大河さん
☆中学年 ボウマン ギャレットさん
☆高等学部 尾崎理子さん
最優秀賞に輝いた尾崎理子さん

