SHUHARI Matcha Café第1号店 グランドオープンイベント開催 !長崎県の企業とクールジャパン機構の出資を受け、ベニスに開店!
2016-07-27
SHUHARI Matcha Caféは、長崎県の企業がコンソーシアムを組み、クールジャパン機構の出資を受け立ち上げたGREEN TEA WORLD USA Inc.により出店される米国における長崎県発の『日本茶カフェ』として、7月7日にベニスビーチのアボットキニーに第1号店を開店した。
日本産の良質な茶葉を使用した各種ドリンクを長崎県の波佐見焼の茶器などで提供するとともに、サイドメニューの菓子、皿、雑貨にも長崎をはじめとした地域名品を用いるなど、単なる日本茶の提供に留まらず日本文化を体験できるような店舗をコンセプトにしている。
グランドオープニング当日は、グリーンティーワールドUSA村田治社長の挨拶後、在ロサンゼルス日本国堀之内秀久総領事、クールジャパン機構太田伸之社長、ベニスビーチ商工会議所会長、グリーンティーワールドUSA前田拓会長による鏡開きが行われ、抹茶スパークラー・ドリンクで祝杯をあげた。日本からは同社株主グリーンティーワールドホールディング株式会社(本社長崎市)株主(文明堂総本店中川安英社長、十八銀行執行役本店営業部長松本隆行氏ら)20名程が今回のため来米し式典に参加した。開店早々から日本直送の新鮮で良質な抹茶や玉露・煎茶、そしてオリジナルの 抹茶ドリンクやパフェなどを買い求める地元客で店内と店頭街路も賑わった。
翌8日は、クールジャパン機構及びGREEN TEA WORLD USA Inc.とロサンゼルス日本国領事館の共催により、SHUHARI Matcha Café第1号店の開店イベントを総領事公邸で開催致した。
堀之内秀久総領事の祝辞後、グリーンティーワールドUSA前田拓会長、クールジャパン機構太田伸之社長が挨拶とプレゼンテーションが行なわれれた。
(左から)在ロサンゼルス日本国堀之内秀久総領事、グリーンティーワールド前田拓会長、クールジャパン機構太田伸之社長ががっちり握手
日本からはグリーンティーワールドホールディング株式会社の関係者、経済産業省、ジェトロ、日米メディア各社、現地ロサンゼルスの関係者ら総勢100人程が式典に参加した。会場では SHUHARI Matcha Caféで販売される商品やメニュー各種(抹茶ドリンク、カステラ、おにぎらず、抹茶パフェなど)が振る舞われれ、多彩な比較テースティングを堪能し、その説明も含め日本文化への興味も大いに満たされた。 SHUHARI版野点は波佐見焼白山陶器のエスプレッソカップで抹茶を提供、商品の 展示と説明も行い、また、文明堂総本店のカステラなども紹介され、ユニークなイベントとなった。
前田会長は、「長崎は1570年代から海外との文化交流がありますがそれが今に至っています。カステラや陶器も中国・台湾・韓国からも入っているし、いろいろなものが混ぜこぜになった文化の背景がありますので、皆さんと協力して新しい文化を発信できれば良いなと思っております。長崎のお茶の歴史は1200年頃長崎の平戸にお茶が入って来たのが最初で、1640年以降長崎の出島からオランダ商人を通じてヨーロッパに広がったとされています。その後日本全国に広がったのです」と語った。
店名の『SHUHARI』は『守破離』に由来しており、“SHU”(守)は伝統を重んじる姿勢、“HA”(破)は既存の枠組みにチャレンジする姿勢、そして“RI”(離)は画一的な考えからの旅立ちと自分自身のユニークなスタイルの確立を意味している。
1522 Abbot Kinney Blvd., Venice, CA 90291
Tel: (424) 238-8324 http://shuharicafe.com
7 Days Open 7 am - 8 pm
アボット・キニー通り : サンタモニカ近くのベニスにあるアボットキニー通りは、 実在した大富豪アボット・キニーが由来の小さな通り。アボット・キニーはイタリアのベニスをまねて、 1904年から運河やリゾートホテルを建設。 彼の名前がストリート名になり、全米でも最高にクール な街として知られている。

