映画『KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE』8/19公開!!
2016-08-19
sundance SELECTS (IFC Films) と在ロサンゼルス総領事館の共催によるドキュメンタリー映画『KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE』(邦題:カンパイ!世界が恋する日本酒)の北米公開を記念したイベントを総領事公邸に関係者を招待して8月16日開催した。当日は映画の予告編上映及び南部美人や玉川をはじめとした日本酒のテイスティングを行った。
ここ数年世界中で寿司と共に人気を博している日本酒。そのシンプルな美しさの奥には、多様さ、複雑さ、そして日本独特の文化的背景が隠されている。京都で外国人初の杜氏となったイギリス人、日本酒の魅力を世界へと発信するアメリカ人ジャーナリスト、そして世界中を飛び回る老舗酒蔵の五代目蔵元。この3人の挑戦と葛藤を通し、日本酒の魅力的な世界を紐解く。
7月末に着任した千葉明在ロサンゼルス総領事は「この映画に出てくる南部美人は先の東日本大震災で被害にあった岩手県の蔵元です。映画を通して国外に発信できることに手助けしたい」と冒頭挨拶した。
LA在住の小西未来監督は「日本酒のことは全く知識がなかったが、メガホンをとりながら学んでいった」と語った。
出演者の南部美人・五代目蔵元の久慈浩介氏は「日本酒という伝統産業を背負って100年以上続けてきた思いを、本音で語らせていただいとおります」と話した。
プロデューサーの柳本千晶氏は「国の名前を冠する”日本酒”。その世界を知ることで、日本酒を好きな方も、めったに飲まない方も、映画を観た後、日本酒を飲みたいなあ〜、と思っていただければ嬉しい」と述べた。
ロサンゼルスとニューヨークで同時公開。2014年にクラウドファンディングで制作費が集められた
8月19日(金)〜25日(木)毎晩19:30〜
Arena Cinema Hollywood
1625 N. Las Palmas Ave. Hollywood
http://arenascreen.com
公開を記念して乾杯!(左から)小西未来監督、南部美人の 久慈浩介氏、千葉明総領事、出演者のジョン・ゴントナー氏

