協同システムの連合スピーチコンテスト!
2017-04-07
創立106年を迎えた日本語学園協同システムの連合スピーチコンテスト(小学部第66回、中学部・高等学部第30回)が、3月25日リトル東京の禅宗寺で行われた。
羅府中央学園、バレー学園、パサデナ学園、第一学園アーバイン校、中高学部の5校に約300人の生徒が在籍。日本語を第二言語として教えることを基本方針に、毎週土曜日に日本語と日本文化のクラスで幅広く教育している。
当日は、各校から選抜された52人がスピーチコンテストに参加し、小学部低学年では日常の出来事を日記のように、高学年は自分の意見や社会問題に関するスピーチもあり、各生徒の日頃の練習の成果が発揮された。
同校の田中雅美学園長は、「今日は生徒の皆さんの頑張っている姿に感激しました。生徒の話す内容が年齢が上がるごとに良くなってきており、成長の様子が伝わって来ました。また、本日は本校を卒業した3人が喜んで手伝いに来てくださいました。卒業してからもこうして学校行事の手助けをしてくれたりして本当に嬉しく思います」と激励の挨拶をした。
各学園から選出されただけに、出場者全体として高いスピーチの能力が見られた。校内大会後に練習に励み、連合大会では成績を上げた生徒も数多くいた。
6人の審査員により最優秀賞には、 安達アニーさんが『日系アメリカ人の文化を守ること』という題目でスピーチし、選ばれた。副賞として日本往復航空券が贈られた。
◆各部門の最高得点は次の通り
☆小学部低学年 大泉美和さん
☆小学部高学年 藤巻太郎さん
☆学園特別選出 オコナー・マウドさん☆中学部 高橋あみさん
☆高等学部 安達アニーさん
最優秀賞に輝いた安達アニーさん

