第3回LA焼酎会 焼酎テースティングイベント開催
2017-07-29
夏の夜、「Ise-Shima」パティオで焼酎ファンが焼酎と会話を楽しむ
夏到来!心地良い風が吹く夏の夕暮れ、屋外で美味しい焼酎をみんなで楽しもうと、LA焼酎会が企画した第3弾、焼酎テースティングイベント「Shochu Summer Night!」が、7月22日にトーレンス市の都ハイブリッドホテル内「Ise-Shima」のパティオにて開催された。カジュアルな雰囲気の中、参加者はBBQ、たこ焼き、ちらし寿司、デザートをバッフェスタイルで楽しみながら、レア・プレミアム焼酎から定番焼酎まで原料豊かな焼酎を試飲し、焼酎三昧を満喫した。
LA焼酎会は「日本の焼酎をロサンゼルスからアメリカ全土へ、一緒に広めよう!」と結成され、焼酎ファンをアメリカで増やす草の根的活動を続けている。焼酎テースティングイベントはまだ3回目だが、焼酎を通した繋がりは確実に広がっている。
前回同様に今回も参加者が“シェアしたいお気に入り焼酎”“みんなと一緒に試飲したい焼酎”を持ち寄った。試飲前のPRタイムでは、焼酎を持参した参加者らが“焼酎大使・Shochu Ambassador”として、それぞれの焼酎の産地や特徴などを説明しながら英語と日本語で焼酎の魅力をPRした。
「焼酎は日本人しか知らない」という声をはねのけるように今回登場したのはインド人の“焼酎大使・Shochu Ambassador”。“お勧めの一本”を持参して他の参加者に宣伝した。焼酎は国境を越え“Shochu Ambassador”も一気にインターナショナルになった。また今回は、生まれて初めて焼酎・Shochuを飲むというアメリカ人も初参加しており、“Shochu Ambassador”らもPRに力が入った。
今回は、長年にわたりアメリカで日本食文化を伝導している日本企業の一つ、共同貿易がLA焼酎会の活動に賛同し、「謹醸しろ(高橋酒造、米)」「さくら白波(薩摩酒造、さつま芋・黄金千貫)」「十割(とわけ)(宝酒造、そば)」の焼酎を試飲用に提供した。これらはアメリカでも販売されているため、すぐに購入ができるのが嬉しいと試飲もすすんだ。
今回の「Shochu Summer Night!」で参加者は、解放感ある「Ise-Shima」のパティオで大いに試飲を楽しみ、大いに食べ、大いに話し、大いに笑った。LA焼酎会のビジョンである「日本人だけでなくてアメリカのいろいろな人種の方々、世界の方々が『Shochu』を飲みながら笑っている姿」が、「Ise-Shima」にあった。多国籍の“Shochu Ambassador”らも現れ、焼酎・Shochuがアメリカ中に広がる速度はますます加速する。
焼酎まめ知識
第3回LA焼酎会「Shochu Summer Night!」では都ハイブリッドホテル内「Ise-Shima」がハードリカー・ライセンスを持っているので度数の高い焼酎も楽しむことができた。日本の多くの焼酎は度数が25%だが、この日に用意された焼酎には、奄美ブラック40%(奄美酒類、黒糖)や獺祭焼酎39%(旭酒造、米)と度数の高いものもあった。
焼酎には「乙類」「甲類」という分類があり、乙類は「本格焼酎」とも呼ばれ、単式蒸留という方法で蒸留しアルコール度数は45度以下。甲類は連続式蒸留機で蒸留しアルコール度数は36度未満と規定されている。
焼酎を飲めば、初対面でも話に花が咲く
(左)インド出身の参加者が「一刻者(小牧醸造)」を紹介
(右)「Ise-Shima」バッフェのチラシ!大満足
都ハイブリッドホテル内「Ise-Shima」のイゴールさん(右)とジョージさんのホスピタリティに感謝

