平成30年秋の叙勲伝達式 比嘉朝儀氏に「旭日双光章」
2019-02-16
1月24日、平成30年秋の叙勲受章者、比嘉 朝儀氏の叙勲伝達式が、在ロサンゼルス日本国総領事公邸で行われ、約40人のゲストが出席した。
千葉明総領事(右)から「旭日双光章」を授与された比嘉朝儀氏
千葉明総領事は比嘉朝儀氏のこれまでの実績を紹介し、さまざまな功績と日系コミュニティと日米関係に多大の貢献をしたと話した。千葉総領事から比嘉氏に旭日双光章が授与され、勲章が胸にかけられると、出席者から大きな拍手が送られた。また、アル・ムラツチ加州下院議員は、国際親善の促進に尽力したことへの表彰状を比嘉氏に贈った。
比嘉氏は、北米沖縄県人会会長、日本語学校「羅府上町第二学園」理事長、南加県人会協議会会長、ロサンゼルスの日本語ラジオパーソナリティーなどを務め、米国にて日本語教育や日本文化の普及に貢献した。
比嘉氏は、「1960年の渡米以来、日系コミュニティの多くの団体に所属し、日本文化を軸に奉仕活動を行った中で、多くの人々と出会い、たくさんのことを学ばせていただいた。今日あるのは活動の場を提供してくださった日系コミュニティの皆様と、家族のサポートがあったお陰」と感謝の意を述べた。また、「この度の受章を励みに、今後も日系コミュニティの福利増進およびに日米間の友好親善と日本文化の次世代への継承に全力を注いでいく所存です」と、抱負を力強く語った。

