表千家同門会米国南加支部「秋の親睦茶会」開催
2019-12-31
家元を迎える来年の50周年に向けて準備開始
濃茶席での様子=2019年10月27日、ミヤコハイブリッドホテル
表千家同門会米国南加支部は、今秋に「秋の親睦茶会」をトーレンス市のミヤコハイブリッドホテルにて開催した。吉山宗清社中と猪瀬宗恵社中が濃茶席を、田中・並木社中が薄茶席を担当し、約120人のお客様をもてなした。この茶会は、毎年開催され、流派を超え様々な人々が参加して交流を深めている。
同支部の支部長、マック宮崎氏は、「来年、表千家同門会米国南加支部は、50周年を迎えますので、今から会員一同で準備をしております。50周年の祝賀会には、15代目の猶有斎千宗左家元をお迎えして、サンフランシスコで行います。これはサンフランシスコの支部とニューヨクの支部、そして私どもの支部が合同で行います。
祝賀会が終わりますと、15代家元がロサンゼルスにおいでになり、オレンジ郡アーバインの大学で講演をされる予定となっております。これは学生だけでなく一般の皆様もご参加いただける催しです。家元の講演はとても貴重な機会となります」と話した。
昨年、茶道三千家の一つ、表千家の猶有斎千宗左家元の家元襲名の祝賀茶会が、京都にて3日間、開催された。宮崎支部長も参加する機会を得た。「多くの方々が出席され、とても素晴らしい会でした。来年は私どもが祝賀会と家元歓迎の茶会を催します。生涯思い残すことのないような会にするよう、しっかりしたお祝いをしようと思っています」と抱負を語った。

