令和4年秋の外国人叙勲伝達式 ケイト・レナード氏が受章
2023-03-03
在ロサンゼルス総領事館は2月2日、サンディエゴ日本友好庭園内にある稲盛パビリオンにおいて、令和4年秋の外国人叙勲伝達式を行い、在サンディエゴ日本国名誉領事であるケイト・レナード氏に対して、旭日中綬章を伝達しました。
ケイト・レナード氏(左)と曽根健孝総領事
ケイト・レナード氏 【旭日中綬章】
ケイト・レナード氏は、カリフォルニア州にあるサンノゼ州立大学で日本学を専攻し、1973年にはサンノゼ姉妹都市交換留学プログラムを通して岡山県に留学しました。その後、4年間大阪の会計事務所で唯一の米国人公認会計士として勤務し、日本との親交を深め、帰米後には、多くの日系企業や邦人及び日本関連団体に対し監査、会計及び国際税務等のサービス提供やアドバイスを行ってきました。
1996年から2021年3月まで、同氏はサンディエゴ・ティファナ日本協会の理事を務め、そのうち2005年から3年間は、同理事長として、サンディエゴ地域における対日理解促進のため活動しました。また、地元のみならず全米レベルにおける公認会計士協会の役員として、また、在日米国商工会議所のメンバーとして、国際的に活躍しました。2000年には、サンディエゴ・ビジネスジャーナルから「活躍する女性経営者(San Diego’s Women Who Means Business)」 の一人として取り上げられました。
これらの功績が評価され、同氏は2012年にサンディエゴの日本国名誉領事に任命され、さらに、サンディエゴ領事団団長を5年間務めました。同氏は、名誉領事として、邦人援護などの領事業務への貢献のみならず、日本とサンディエゴにおける人物交流や相互理解の増進に尽力しました。また、同氏は2017年より、京都シンポジウム・オーガニゼーションの会計担当理事を務めています。令和4年(2022年)6月に名誉領事としての在籍期間10年という節目を迎え、引き続き勢力的に活動しています。
サンディエゴ日本友好庭園内で記念撮影