南加福島県人会115周年記念式典
2023-07-18
1908年創設の南加福島県人会の115周年記念式典が6月24日、トーレンス市のミヤコハイブリッドホテルにて78名が参加し盛況に開催された。
祝賀会冒頭では、県人会協議会の北垣戸和恵会長、南加日系商工会議所の竹花春夫会頭、そして在ロサンゼルス日本国総領事館の青島尚重首席領事の来賓挨拶に続き、福島県の内堀雅雄知事の祝辞が英語で代読された。
同県人会41代目の会長を務める熊田るみ氏は「こんなに沢山の方にご参加いただき光栄です。県人会メンバーさんの多大なご協力のお陰でこの祝賀会を持つことができました。皆さん今日は楽しんで帰ってください」と感謝の言葉を述べた。
同県人会のアドバイザーの小山信吉氏は、日本からの最初の正式移民である若松コロニー開拓団の歴史から、県人会の創設、歴史の渦に巻き込まれた日系社会の歴史などスクリーンに映る多数の写真で説明を行った。
乾杯の音頭は、福島にゆかりのある国府田ファームが製造する日本酒”UKA"で、
音楽の演奏ではそれぞれの曲に合わせて、スクリーン上に伝統行事である相馬野馬追の動画、2011年から2022年までの県人会の震災復興支援の写真のスライドショーが、そして最後の曲は福島県民の歌で締めくくられた。
会場には、伝統工芸である会津木綿クラフトの展示販売ブースや、日本酒の試飲ブース、また観光PRブースなどが設けられた。
同県人会は今後もふるさと福島の魅力をアメリカそして世界に発信していく。
挨拶する熊田るみ福島県人会会長
小山信吉氏は、県人会のあゆみを話した
福島県産の銘酒の試飲も行われた
会津木綿を展示販売する県人会の方々
有志による楽器演奏