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コラム

今月の庭仕事
Lesson 60

2011-12-30

 今回は、この時期に特有な花ともうすぐ訪れるバラの購入と植え方について考えてみましょう。
 今頃、どこでも見られるのが大体クリスマス用のポインセチアですね。色も赤、白、ピンク、または、それらの色が混ざったものなど兎に角、にぎやかです。しかし、それを家の内外で立派に長持ちさせるには少し注意が必要です。
 まず家の中では温度が高すぎ、また暗く湿度が低くいのが欠点ですが、水のやりすぎもポインセチアをすぐダメにする大きな要点なので、気をつけましょう。暖房器のすぐそばは避けましょう。室温を65〜70度くらいまでにおさえ、強い直射日光の届かない明るい場所で、鉢は水をいれた受け皿に小石をいれて、鉢底が水につからないようにすれば、長くもつはずです。
 水やりは、鉢の表面が触ってみて乾いているようだったら、たっぷりあげましょう。外に置く場合は、風が強くあたるのを避け、雨のあたらない場所に置きましょう。急激な温度の変化は葉を落とす結果になります。
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 正月を過ぎると、ベアルート(鉢に植えられていないバラ)のバラが出まわりますが、買うときに次のような点に気をつけてください。
 店に長く置かれていると、いろいろな障害が出るのできるだけ早めに買うこと、バラに等級がつけられていますが、上級なものを手にいれます。下級のものは茎が細かったり、根が少なかったり、折れたりしています。
 店に置かれている間に芽が出はじめたら、植えるのに遅過ぎるし、植え傷みがでます。かと言って、いつまでも芽が出ていないのは根が傷んでる証拠なので避けましょう。
 ときどき乾燥しすぎてしわができてるのもあります。植えるときは根が周りの土と接触していることが最大のポイントです。水を流しながら植えつけたら、まず失敗はありません。足で踏んだだけではダメです。
 以上の点に注意しながらやれば、長くポインセチを楽しめるし、春のバラもきれいに咲くでしょう。

■今回のコラムニスト:南加庭園業連盟会員の白澤まことさん。野菜セミナーでの講師、また以前はNTB「チャレンジ・ザ・ガーデニング」で講師として出演していた。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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