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コラム

現代社会ド突き通信
Vol.16 アメリカに五十年住んで観察した 今回の大統領選挙とその後

2013-06-27

 あの保守的なフォックスTVのアンカーで解説者のオライリーが「共和党は今アメリカは少数民族が増えて、白人が少数民族になりつつあるのに気が付かなったのだ」と非を認めた。
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 私にはオバマ大統領の行動に気になる点がある。ノーベル平和賞を貰っていても、未だに核兵器の研究に資金を出し、ドローン(無人飛行機)のような悪辣な兵器を造らせている。これに核兵器もつけられると聞いた。
 これでは世界が終わりになる。自分にも若い娘が二人いるのだから、地球の安全を考えてほしい。放射能は皆に平等に降りかかる。
 ガイガー計量器を持っている人に測ってもらったのだが、私の住んでいる所でさえ、安全度の二倍の放射能が空中にあるのだ。
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 大統領選挙の時期が来るたびに、私の夫はレーニンが言ったデモクラシーの定義を唱える。「Democracy is the right of the exploited to select their particular exploiters」『What is to be done』
      レーニン著
 大統領選挙や日本の選挙が来る度にこの言葉が穿っているように思えてならない。
 日本のファシズムの言論の統制や、女の権利はなく、個人の命は政府のものという体制で育った私にはデモクラシーが正しく行なわれていれば、デモクラチックな社会のほうが私のサイキに合っている。民主主義でも、共産主義でも、指導者とその追随者が個人の命の大切さを第一と主張し、行動する人々でなければならない。
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※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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米谷ふみ子




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