Alice in WINEderland
Vol. 53 Centennial Party - Review
2014-03-19
先日2月5日に、ビバリーヒルズの老舗レストラン、クラスタシアンで開催された、ビバリーヒルズ市の生誕100週年を記念する「City of Beverly Hills Centennial Party」は、当初350名を見込んでいたところ、900名近くの関係者・メディアパーソンが参加し、大盛況の内に終了した。レストランの外には、レッドカーペットが設置され、市の関係者や、ビバリーヒルズに縁のある芸能・音楽関係者の写真撮影とインタビューが行われた。レストランの常連でもある俳優テレンス・ハワード、女優ジェシカ・アルバ、ヴィヴィカ・フォックス、ケリー・ヒュー、ソフィア・ミロス、また、音楽業界からは、人気シリーズ「アメリカン・アイドル」の歌姫ピア・トスカーノ、ジェシカ・サンチェス、そして、グラミー賞受賞の音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズなどを始めとする多くのセレブがお祝いに駆けつけた。パーティーは、「美しき良き時代」と訳されるプレステージ・シャンパン「ベル・エポック」で知られるペリエ・ジュエの乾杯とともに始まり、エントランス近くのブースでは、アイスアートの上に並べられたアーティスティックなお寿司料理の数々に合わせ、日本酒の上喜元(Euphoria)が配られた。メインダイニングでは、シルク・ドゥ・ソレイユを彷彿とさせるアジアとヨーロッパを融合したダンスパフォーマンスとファッションショーが行われ、色鮮やかな衣装にペアリングするような目に楽しいフィンガーフードが次々と運び込まれた。映画に関連するストーリーを持ち合わせるFrank Family Vineyardsと次世代カルトワインPromise Wineもヒルズのワイン通から非常に好評であった。デザートは、ビビッドピンクのマカロン、そして1つ1つに手作業で模様がペイントされた中華菓子が配られ、レストランのオーナーの閉会の辞と共に幕を閉じた。美しく華やかなパーティーに、ビバリーヒルズの魅力を再確認した一時であった。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。