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コラム

後藤英彦のぶっちゃけ放題!
第287回 異星人はどの星に住んでいるか

2014-08-13

 異星人がどこに住んでいるか近いうちにわかるかもしれません。
NASAで開かれた『地球外生命探査会議』で、学者の多くが知的生命体のいる星の発見が近いと述べているのです。
マサチューセッツ工科大学のサラ・シーガー教授もその一人で、『別の地球と生命存在の証拠を発見できる段階はすぐそこに来ている』と自信を深めています。
宇宙は約千億個の『銀河』(主に恒星の巨大集団)の集まりで、一個の『銀河』は千億~数千億個の星で成っています。
地球など太陽系を含む『天の川銀河』は二千億超の星で出来ています。
地球のように自らは光らず、自ら光る恒星(太陽など)の周りを回る星を惑星といいます。
太陽と地球の距離は約一億五千万㌔(東京・LA間八千五百回往復に相当)で、太陽光が地球に届くのに八分十九秒。
地球を直径一・二㌢のパチンコ玉とすると太陽は直径一・三九㍍の大玉で、距離は一四九・五㍍になるそうです。
太陽の表面温度は六千度、巨大な炎が高度二千㌔に立ち上ると約百万度まで達します。
地球に照射される太陽の光エネルギーは一七四ペタワット(一ペタ=一○の一五乗)。
太陽光は地球の大氣と水の循環を促し、植物の光合成を通じ生命体を繁栄させています。
二酸化炭素と水から酸素を作る植物の活動を光合成といいます。
太陽は地球の百九倍の恒星で、水素からヘリウムを作る核融合を繰り返し燃えています。
宇宙は太陽の千六百五十倍の白鳥座V1489星、千五百七十倍の一角獣座838星、千五百四十倍のWOHG64星など超巨星で満ち溢れ、小恒星の太陽や極小惑星の地球などケシ粒みたいなものです。
 無窮の宇宙から知的生命体の住む惑星を探し当てる作業だから、夢と希望に溢れています。
『知的文明を持った惑星はわが銀河系に約二百万個ある』と天才ステイーブン・ホーキング博士が予言、後続学者に激を飛ばすことしきり。
異星人の容姿や生態を想像するだけでわくわくしてきます。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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後藤英彦

一九六四年時事通信社入社。旧通産省、旧農林省、旧大蔵省を担当後、ロサン
ゼルス特派員。本社海外部次長。途中希望退社して盛岡大学客員教授、評論活
動。二度目の来米でジャパン・ジャーナルを主宰。講談社、エルネオス系を中心
に寄稿中。主著に「日本をダメにした官僚の大罪」(講談社)。中大法学部法律
学科卒業。福岡県出身。グレンデール在住。

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