後藤英彦のぶっちゃけ放題!
第289回 一番住みやすいパロアルト
2014-08-27
住みやすい都市はどこでしょう。
英誌エコノミストが世界百四十都市(本年版)を調べたところ、世界で一番住みやすいのは豪州のメルボルン。
以下ウイーン(オーストリア)、バンクーバー(カナダ)、トロント(カナダ)、アデレード(豪州)、カルガリ(カナダ)、シドニー(豪州)、ヘルシンキ(フィンランド)、パース(豪州)、オークランド(ニュージーランド)。
人的資源会社マーサー社の調べ(二百二十一都市)によると、一番暮らしにくい都市はアンゴラのルアンダ、以下エンジャメナ(チャド)、香港、シンガポール、チューリヒ(スイス)。
東京は七位、大阪二三位、ニューヨーク一六位、LA六二位、SF七四位、シカゴ八五位。
日本の暮らし向きは円安で下降、代わりに上海等の中国諸都市が暮らしやすくなっています。
世界二五都市に絞ったモノクル社調べ(本年版〕で、上質の生き方が一番できる都市はデンマークのコペンハーゲン。
安全、交通、国際性、仕事、医療など三十項目をチェックしたもので、二位に東京、九位京都、一○位福岡の日本勢。
三位メルボルン(豪州)、四位ストックホルム(スウエーデン)、五位ヘルシンキ(フィンランド)の順で、米国のトップは二三位のポートランド(オレゴン)。
ライバビリテイー社が大都市を除く米国の『居住最高中小都市百選』(本年版)を発表しました。
それによると、一位はパロアルト(加州)、二位ボールダー(コロラド)、三位バークレー(加州)、四位ダーハム(ノースカロライナ)、五位マデイソン(ウイスコンシン)。
さらに二一位パサデナ、二二位アルハンブラ、二九位アナハイム、三三位トーランス、三四位バーバンク。
四五位サンタモニカ、四九位フラトン、五一位カマリロ、五二位フレモント、八二位ウイッテア、九三位サンタアナ、九四位オレンジ、九九位コスタメサ等加州だけで何と二十五都市。
住みやすさの価値をどこに置くかで都市評価も変わるようです。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。