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コラム

後藤英彦のぶっちゃけ放題!
第319回 車が盗まれたときの心得!

2015-04-02

人生、何が起こるかわからない。
多額の宝くじを当てて喜んでいたのに、お宝を金庫ごと盗まれ泣きをみた御仁もいた。
兎角、アメリカ生活はままならない。

今年一月一二日早朝のことだ。
南加佐賀県人会の飯盛裕介会長が自宅の駐車場(ゲイテッド・コミュニテイー内)から、自分のインフィニテイーと妻のマツダが盗まれていることに気付いた。
急いで警察、保険会社に通報した。保険会社がDMVに知らせた。
警察が駆けつけ、監視カメラを見たり近隣住民の聞き取りを行った。
「後日ディテクティブから連絡がある」と言って去った。
飯盛氏は「捜査の一助になれば」と、監視カメラの記録をUSBドライブに移すことにした。
対人一人に十万㌦、事故一件三十万㌦、対物一件五万㌦の保険をかけていた。盗難車内の品物はホーム・オーナーズ保険がカバーした。
アフィダヴィット・オブ・ビークル・セフト(車両窃盗宣誓供述書)に記入し公証のうえ、保険会社に提出するよう求められた。
車が盗難に遭うと保険会社は四週間でクレームをクローズするという。
三週間過ぎた時点で盗難車が見つからなかったので、ブルーブックバリューに即してお金が支払われた。
氏はその支払金から、残った盗難車ローンを払いさらに残り金を頭金にして新車を購入した。
妻のマツダはレンタルだった。一回のレンタル期間が二十六日だったから、新車購入のタイミングを図るのに気を使ったという。
車が手元にない間、レンターカー代を保険が一日三十㌦、九百㌦までカバーしたという。
新車購入のあと盗難車の二台が発見された。
ポリスリポートによると、ライセンスプレートを付けずに走っている犯人の車を発見、止めて尋問、逮捕したという。
車の盗難に遭ったらまず警察と保険会社にリポートし、車がなくて身動きできないときは近所の協力を仰ぐことだ。
「日ごろから隣人と仲良くすることも大事」と氏は助言している。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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後藤英彦

一九六四年時事通信社入社。旧通産省、旧農林省、旧大蔵省を担当後、ロサン
ゼルス特派員。本社海外部次長。途中希望退社して盛岡大学客員教授、評論活
動。二度目の来米でジャパン・ジャーナルを主宰。講談社、エルネオス系を中心
に寄稿中。主著に「日本をダメにした官僚の大罪」(講談社)。中大法学部法律
学科卒業。福岡県出身。グレンデール在住。

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jjgoto@sbcglobal.net

後藤さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/jajala816




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