後藤英彦のぶっちゃけ放題!
最342回 ヒラリーの胸回りは三七インチ
2015-09-17
ホワイトハウスの実習生モニカ・ルインスキーと大統領ビル・クリントンの不倫関係があからさまになったのは一九九八年一月、今から十七年八ヵ月前のこと。
米大統領を誘惑した史上最低の痴女としてモニカはマスコミのさらし者になった。
今四二歳。背丈五フィート六インチ、体重一五八ポンド。胸囲三九インチ、腰二七インチ、ヒップ三八インチ。
かたや夫の不倫に耐えた妻ヒラリー。来年十一月の大統領選に民主党候補として出馬予定だ。
十月で六八歳。背丈五フィート・七インチ、体重一五八ポンド、胸囲三七インチ、腰二八インチ、ヒップ三八インチ。
今すこしお付き合いを願おうか。
チビのナポレオンは五フィート六インチ、ひげのリンカーンは六フィート四インチだったという。
五フィート四インチのエリザベス女王の体重は不明のよう。
さすがに女王の体重を知る人はご本人と女王付の医師ぐらいで、夫エジンバラ公でさえご存知ないかもしれない。
著名人の身体記録をヤードポンド法で紹介したのは他でもない。英国起源の測定値を米国人が今も頑固に守っているからだ。世界はすっかりメートル法で統一しているというのに・・。
「お陰で不便この上ない」とのメールが読者のKさんから来た。日本人誰もが思っていること。
ヒラリーの胸回り三七インチといわれてパっと九四㌢と言えるのはよほどの人だ。
リンカーンの六フィート四インチも高そうだがまさか一九三㌢以上、バスケ選手並みとは誰にも想像できはしない。
どうして米国人がいこじにヤードポンド法を使うのだろう。
メートル法に移行するには各州憲法を変える必要があり煩わしい。建国以来の伝統で、今さら捨てられない、フランス人の決めたメートル法になじめないなどという。
米国人のわがままだ。わがままなのに他国に迷惑をかけているとの自覚が米国人には全くない。
次の大統領にヒラリーがなってメートル法を採用してほしいものだ。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。