Los Angelesの顔
vol.29 ハナ・フィッシャーさん エリカ・フィッシャーさん
2016-10-29
バディ・プログラム ボランティア
ハナさんとエリカさん
●毎年、障害を持つ子供たちとパンプキンの彫刻をしていますね。
ハナさん:今年で8年目です。お子さんたちが成長するにつれて、デザインも変わります。このイベントはインターアクティブでアーティスティックなので毎年楽しみです。
最初は「どうしたらいいんだろう」とか私自身が躊躇していましたが、回を重ねる毎にお互いに理解も深まり、私は忍耐強さを養うことができました。参加されるお子さんが増えているので嬉しいです。
エリカさん:最初、親御さんたちは、お子さんたちが刃物を使うことを少し躊躇していたようですが、彼らが実際に道具を使い、パンプキンを彫刻する技術を身につける良い機会です。毎年、彼らが創造力を発揮するのを目の当たりにするのは楽しいです。
親御さんはずっと忍耐強く子育てをされていて、本当に尊敬しています。せめてイベントの間だけでも、親御さんには、子供たちが“バディ”とコミュニケーションをとりながら作業をしている姿をリラックスして見守っていただければと思います。
JSPACCの会員らの子供たちとパンプキンの彫刻イベント
バディ・プログラムは障害を持つ子供の日本語を話す親たちが組織するサポートグループJSPACCと協力して活動している。障害児のバディとなってゴルフやハロウィーンイベントを行う。
www.jspacc.org/
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。