Los Angelesの顔
vol.30 青池奈津子さん
2016-11-05
女優、アナウンサー、MLBコラムニスト
●演じることの魅力とは?
演じるためには、まず自分のことを理解する必要があります。これって、人生においてとても大事なことだと思っていて、知れば知るほど日々の生活も楽しくなっていく気がします。たくさんの人に出会えるのも、この仕事の魅力の1つ。世界中に友達ができました。
●思い出深い作品は?
全部です(笑)。強いて言うなら初めて主役でキャストされた「Tegan Rei」というインディー作品。ちょっと意味深な賞金稼ぎの役で、アクションもありました。役作りや振り付けをすごく頑張って何日も撮影をしましたが、何かトラブルがあってトレイラーを作るのみで映画は完成しませんでした。映画が完成しないこともあるんだなと学んだ作品でもあります。その時のクルーとは仲が良く、信頼関係も築け、その後も3〜4作品でコラボしたりと、大切な映画仲間です。
●MLBコラムニストもしていますが、好きな野球選手は?
これも選ぶの難しい•••!NYからLAに移ってきた当初、慣れない運転で必死に行ったエンジェルスのスタジアムで、イアン•デズモンドが「どうしてここにいるの?!」と声をかけてくれた時、泣きそうになりました。まだLAに友達もいなくて…球場で知っている顔に会えてホッとしたのと、変わらずに接してくれることが嬉しかったです。
2016年一番のイケメンと称されるドジャースの新星、コーリー•シーガーは本当に格好いい上に、性格もすこぶる良いです。推しメンw
●3種の職を持っていますが、職種が増える毎に自分が変化したことは?
精神的に強くなったと思います。NYを生き抜いてこれたことは自信にもつながりました。もう何が起きても驚かないっ!(笑)また以前よりももっと周囲の方々への感謝の気持ちを持てるようになりました。
撮影現場
【奈津子さんinfo】日本でテレビ局アナウンサーをして女優に転身。日本テレビ「ズームイン!!SUPER」のMLBリポーターとして2007年にNYへ移住。2015年にLAに拠点を移す。www.natsukoaoike.com
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。