Los Angelesの顔
vol.32 OBie Shoさん
2016-11-19
Actor
―どのように役作りをしますか?
その役は僕を通して見るとどうなるか、正しいか、違うかなど、大きな鏡などを使い仕草や考え方などを意識します。セリフは基本的に幾度も黙読して、音読します。
俳優としてのキャリアは始まったばかりなので特別な意識はありませんが、練習の成果が極力見えないように、自分の役が、一つ一つのシーンで新鮮に感じられるように準備します。
―これまでで一番思い出深い作品は何ですか?
ハリウッドの小さな舞台で主演した『Angel Academy』です。最初はちょっとした脇役でしたが、キャストの入れ替わりがきっかけで、主役に抜擢されました。
一週間弱でセリフを覚えて初公演の評価は上々で、7週目まで順当に進みました。しかし千秋楽で予想外のことが起きました。
勝手にセリフが出てくるほど自信のあったフィナーレ直前の一人芝居の時に舞台のドアを開けた瞬間、舞台上で初めて真っ白になりました。数秒前まで頭に入ってた内容が飛んだのは初めてでした。
数秒の間があきましたが、出てきたセリフをなんとか言い切ることができました。今でもこれはかなり苦い経験です。
―今後は、どんな活動や挑戦をしたいですか?
アメリカ映画を通して、自分を活かしたいです。“Only One”を極める人生にしたいです。また苦手な歌とダンスにもチャレンジして楽しみたいです。
自分は育った鹿児島県の屋久島を舞台にした一人芝居を、日本の学生時代に英語で演じたことがあります。これを、いつかはリメイクして、日本やアメリカで演じたいです。
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※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

