Los Angelesの顔
vol. 54 登地琴子さん と 入江朋子さん
2018-02-17
登地琴子さん(左) SakuraICF(中間看護施設) 居住者
入江朋子さん(右) SakuraICF中間看護施設「折り紙」教室ボランティア
登地さん(左)と入江さん。入江さんの父親の入江健二医師は、登地さんのホームドクターでもあり、「切っても切れない縁なのよ」と登地さんは笑顔で話した
登地琴子さん
―いつ、登地さんは入江さん(朋ちゃん)に会ったのでしょうか。
以前、私がサンゲーブルにある「こどもの家」で先生をしていた時に、朋ちゃんが入園してきました。朋ちゃんは3歳でしたね。
―教え子の入江さんに、折り紙を教えてもらっているんですね。
そうなのよ。朋ちゃんが小さい頃は私が教えたのですけれど、今はね、ICFのみんなで朋ちゃんに折り紙を習ってますのよ。面白いね〜。教え子にまた縁ができて、今度は教えてもらって、やっぱり嬉しいですよね。
朋ちゃんはとても器用で、小さい折り紙も作れるのよ。折るのが早い、とても素晴らしいですよ。
―折り紙教室の感想を教えてください。
折り紙は頭の活性に良いですよ。手も使うし、考えないとできないしね。前はもっといろいろな折り方を知っていたけれど、やり続けていないと忘れちゃう。折り紙教室は楽しいですよ。
入江さんが登地さんにプレゼントした折り紙
入江朋子さん
―折り紙を始めたのはいつ頃ですか。
幼稚園くらいです。家で母に教えてもらったり、自分でやったり、「こどもの家」では担任だった登地先生に教えてもらったりしました。
―「折り紙」教室をSakuraICFで開いていますね。
高校生の時にSakuraICFでボランティアを始めたら登地先生に再会して、それから、登地先生や他の居住者3、4人と、折り紙教室を始めました。
今は月に一度、教室を開いています。参加する居住者も10人くらいに増えて、教える人も私ともう一人います。
ホリデーのある月にはそれをテーマにします。1月は「戌年」にちなんで犬の折り紙をしました。1枚で犬のフルボディを折るのはちょっと難しかったようです。みなさん、頑張って折り紙をしていて、楽しんでくれています。
私は、折り紙をしながら居住者の女学校時代の話や子供の頃の話を聞けるので楽しいです。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。