あんな家こんな人
vol.21 孤独の星
2019-01-03
開けましておめでとうございます。
2019年己亥、今年もコラムを宜しくお願いいたします。
クリスマスDayに映画『ボヘミアン・ラプソデイー』を観てきました。封切りから日も経ち、そろそろ空いているだろうと足を運んだのですが、未だ通路は座りこむ人まで居て、ぎっしり。伝説のロックグループ、QUEENの今は亡きボーカリストに焦点を充てた作品。素晴らしい音質と大音響のヒットナンバーで、音楽知識の無い私も、聴いたことのある曲がどんどん流れ「これもあれもクイーンなんだ!」状態でした。そして終映後の拍手。駄作の評価は、エンドロールが始まった途端に、席を立つことですが、チラホラしか見かけない、いい映画でした。
テーマは、「孤独感」と「バイセクシャル」。
実は、どちらも「四柱推命」でこれらを見ることできます。ほとんどの芸術家にとっては、アートは一般には受け入れられないことが多く、その為に孤独感を持つものです。
この「孤独感」を表す星を四柱推命では、『華蓋かがい』と云います。同時にこの『華蓋』は、芸術性やセンスを表す星でもあります。ヴエル・サーチやレオナルド・ダビンチはこの星を持つ人達です。彼らは人生で孤独感をもっていた人達ですが、みなゲイでもありました。そして私のクライアントのゲイの方々は、この『華蓋』を持っている人が多くいます。また、ゲイカップルへの禁句に「どちらが夫役でどちらが妻役?」というのがあるそうですが、四柱推命を見ることで、この回答を得る事ができます。女性としての運命の流れが合致しているか、男性としての運命の流れがそうなのかを確認することでなのです。
いづれにせよ、バイセクシャルの中で揺れ動きながらの孤独感、Queenの仲間との軋轢による孤独感、そして80年代全盛のエイズが彼を連れていきました。
畏敬の念を持って、次回は日本字幕付を、と思っています。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。