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コラム

ピアノの道
vol.47 クリスマスの音

2020-12-18

 クリスマスと言われて連想する音って皆さんは何ですか?定番のクリスマスキャロル。聖堂に響く聖歌。サンタさんのベルの「シャンシャン」や、暖炉で薪が燃える「パチパチ」。街角で寄付金を募るサルべーション・アーミーの「カランカラン」という鐘の音もありますよね。

 結婚式、卒業式、誕生日、そして祝日...それぞれの節目にそれぞれの音楽が在ります。冠婚葬祭に音楽を用いるのは、万国共通だそうです。儀式での連帯感や感情を向上させる効果の他に、「人生状況が変わっても、変わらないものもありますよ」というメッセージ性が音楽にあると主張するのは認知心理学者・脳神経科学者・そしてジャズマンのダニエル・レヴィティンです。

 日照時間が短く、気温も低い冬。体はエネルギー温存のために頑張ります睡眠時間が増え食べることで体温を維持しようとします。ホルモン分泌も変わり、これらが睡眠時間や意欲などを影響します。季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder)で鬱気味になる人は秋から冬にかけてが多いそうです。冬に祝日が多いのは、集会で光とご馳走を囲んで談笑し、歌ったり踊ったりして、こういう冬の影響に対処しようという長年の人間の知恵なのかもしれませんね。

 でも今年は感染を避けるために集まれない、例外的な年末年始です。Toxic Positivityという表現がコロナ禍でしばしば聞かれるようになりました。ポジティブな言動を大げさに表現したり装って本心とのギャップが生じ、むしろネガティブな影響を及ぼしてしまうことです。どうか皆さん、自分に優しくご自愛ください。音楽は感情を昇華する一つの方法でもあります。音楽を聴いて思い出してください。離れていても私たちは喜怒哀楽を共にする同士...皆一緒です。

この記事の英訳はこちらでご覧いただけます


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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平田真希子 D.M.A. (Doctor of Musical Arts)

日本生まれ。香港育ち。ピアノで遊び始めたのは2歳半。日本語と広東語と英語のちゃんぽんでしゃべり始めた娘を「音楽は世界の共通語」と母が励まし、3歳でレッスン開始。13歳で渡米しジュリアード音楽院プレカレッジに入学。18歳で国際的な演奏活動を展開。世界の架け橋としての音楽人生が目標。2017年以降米日財団のリーダーシッププログラムのフェロー。脳神経科学者との共同研究で音楽の治癒効果をデータ化。音楽による気候運動を提唱。Stanford大学の国際・異文化教育(SPICE)講師。

詳しくはHPにて:Musicalmakiko.com




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