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コラム

ピアノの道
vol.55 ご縁は啓示

2021-04-16

 カリフォルニア州では春の訪れと共にワクチンの配布も順調に進み、お店や学校も徐々に再開が始まりました。夏にはLAフィルが演奏会を再開するという吉報も流れてきます。

 「久しぶりに集まらない?」

 十数か月ぶりに再会する友達は、卒業・就職・結婚などのおめでたい節目を迎えた人も、親族や友人の闘病や他界やご自身の健康状態や人間関係の変化を経過している人もいます。ズームやメールで近況を報告し合っていた友人でも、実際に時空を共にして同じ空気を吸い、笑顔を交わし、飲食を共に歓談すると、言葉以上の物を交歓しているという実感があります。

 人間という言葉が「人の間」と書かれる意味に胸が響きます。

 「でもずっとCD聴いてたから久しぶりという気がしないよ~。」

 何気なく言われた言葉にハッとしました。私にとってはもう何年も前に収録が終わった演奏です。でも何年も冷凍してあった「オフクロの味」を解凍して食べた時の様に、私のCDのリスナーには私の何かが伝わっているのかも知れない。感動がジ~ンと染み入ると共に、もっともっと良いものを残していきたいと背筋が伸びる気持ちがしました。

 旧友や間接的な知り合いや、たまたま通りすがりに言葉を交わした方に「ブログ読んでいますよ。」などと、お声掛けを頂くことがあります。その運命的な偶然にご縁を感じます。演奏・書き物・動画など色々発信する立場ですが、コロナ禍で練習や発信を続ける意味を自問してしまう時もあります。でも最近特にそういうご縁を多くいただき、啓示を受けている気がします。

 まだまだ感染者数が増えている州や国もあります。特に新種に関しては未知の要素も多い。油断はなりませんが、でもコロナ禍終焉を楽しみに、一日一日心を込めて、一緒に頑張りましょう。今日の仕事が数年後の誰かに何かをもたらすかもしれない。未来を育むつもりで今日もこの文章を発信します。

この記事の英訳はこちらでご覧いただけます。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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平田真希子 D.M.A. (Doctor of Musical Arts)

日本生まれ。香港育ち。ピアノで遊び始めたのは2歳半。日本語と広東語と英語のちゃんぽんでしゃべり始めた娘を「音楽は世界の共通語」と母が励まし、3歳でレッスン開始。13歳で渡米しジュリアード音楽院プレカレッジに入学。18歳で国際的な演奏活動を展開。世界の架け橋としての音楽人生が目標。2017年以降米日財団のリーダーシッププログラムのフェロー。脳神経科学者との共同研究で音楽の治癒効果をデータ化。音楽による気候運動を提唱。Stanford大学の国際・異文化教育(SPICE)講師。

詳しくはHPにて:Musicalmakiko.com




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