ITのススメ
vol. 2 生成AIを利用してみよう
2024-02-02
何かとニュースになってしまう生成AIですが、何ができるのでしょうか?
生成AIは、画像、テキスト、動画、音声などの色々なデータを生成することができます。商業利用というフィールドにおいては、今までアウトソーシングなどでコストがかかっていた分野など大幅なコスト削減が見込めます。その一方で生成AIの得意分野を生業としていた方達の仕事を奪ってしまう現実もあるので手放しに喜ぶことは出来ません。それでも音楽業界がレコード→CD→ダウンロード→ストリーミング(サブスク)と変化を遂げて行ったように確実に生活の一部として定着するものと思われます。我々一般庶民の使い方として手軽なのは文章作成や画像作成などです。何かを生成する際に与える条件のことをプロンプトと呼びます。文章なら生成したい文章の核となる要件をプロンプトとして書き入れます。例えば「父への感謝の手紙、夏に帰省」と二つのキーワードでプロンプトを書くと、以下のように生成されます。
【親愛なるお父さんへ、こんにちは。この手紙を通じて、心からの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。いつもお父さんの支えと愛に感謝しています。お父さん、あなたの温かい励ましと理解、そして日々のお父さんらしい優しさに感謝しています。それが私の力になり、成長する上での大きな支えとなっています。今年の夏、私は帰省することになりました。お父さんに再び会えることを心から楽しみにしています。一緒に過ごす時間はいつも特別で、夏の帰省がますます家族との絆を深める素晴らしい機会になることを期待しています。お父さん、どうかお身体を大切にしてください。夏の間、一緒に過ごす時間が健康で幸せな日々となりますよう願っています。お父さんに感謝の気持ちを直接伝えることができる日が待ち遠しいです。感謝と愛を込めて、 [あなたの名前] 】 こんな風に生成されます。これに多少のアレンジを加えてあげれば立派な手紙になりますよね。生成AIは簡単に不得意なことや面倒なことを生成してくれます。これをいかに上手に生活に取り入れて豊かな暮らしをできるかが私たちの課題となりそうですね。契約書の作成や、値段表、社内規約、請求書、新商品の案内等使い方は千差万別です。生成AIのある暮らし、あなたもどうでしょう?
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。