ITのススメ
Vol. 4 パソコンの買い替えどうする?
2024-04-05
パソコンが古くなってしまって買い替えかもと思ってしまう今日この頃。MacにするかWindowsにするか、それとも今のパソコンをアップグレードして使い続けるのか。さらにパソコンをやめてタブレット+キーボード+専用ペンシルにするのか闇は深まるばかりの現代のパソコン事情ですね。今の時代これだという正解はなく、どれでも正解となってしまうから益々混迷は勢いを増す。ありきたりですが何をしたいのかで変わってきます。
まずパソコンかタブレットかの分かれ道はパソコンでないと動かないアプリを使うかどうかです。しかしこれから社会人としてスタートする若者であれば必ず両方必要です。今の時代明確な線引きはなくタブレットでもパソコンに近いことはできますがエクセルの表を作成するときに関数を入れたり、簡単なデータベースを作成したりするにはパソコンの方が圧倒的に速く使い勝手もいいです。今度はそのデータを出先で活用(営業などで)するならタブレットの方が断然便利なのです。タブレットは専用ペンシルを使うという前提ですが訪問先で契約書にサインをしていただく場面やプレゼン資料に補足を書き加えするなど大変便利です。反面表やデータ、プレゼン用パワーポイントなどの作成や音楽や動画編集などの複雑な作業はパソコンが圧倒的に有利なのです。
パソコンを買うならMacかWindowsかの選択を迫られますが、昔的な考えでは仕事はWindowsでクリエーター系はMacでした。現代ではWindowsでなければ動かなかったビジネスアプリもオンラインでサブスクで動くようにシフトされています。マイクロソフトのオフィスなどもMacでも問題なく動くのでどちらでも大丈夫な時代になりました。あえてどちらか一つを選ぶなら筆者ならMacを選びます。理由はArm版のWindowsがMacで動かせるからなのです。Macの中でWindowsを動かすことが可能で、それ専用のライセンスも販売されているのです。しかしその逆はアップル社がWindowsで動くMacOSを作っていないので、どちらか一方を選ぶとするならばマックに軍配が上がります。またアップル社が作っている動画編集ソフトのFinal Cut Proや音楽編集ソフトのLogic ProなどはMacでしか動きません。なのでMacの中にWindowsを入れておいて、Windowsが必要な時に使用できるようにしておくのが一番時代に合ったパソコンライフなのかもしれませんね。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

