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コラム

ITのススメ
Vol. 8 iPhoneバッテリー交換は?

2024-08-02

 iPhoneのバッテリーが半日しか持たない。日に何度も充電をしなければならず不便きわまりない。Apple社によるとiPhoneのバッテリーは500回のフル充電サイクルを経た時点で、バッテリーの最大容量が80%になるように設計されているそうです。日々の使い方や充電方法によっても違いが出てくるのですが約2年を経過したあたりからバッテリーの劣化を感じ始めるようです。500回のフル充電サイクルとは放電量の合計が100%になった時が1サイクルとなります。100%まで500回充電したという意味ではありません。例えば昨日70%放電して、その後フル充電。そして今日30%放電したなら、昨日と今日の放電の合計が100%になるので1サイクルとして数えます。そんな蘊蓄はともかく不便きわまりない状況を打開するのは買い替えるかバッテリーの交換です。

 さて、バッテリー交換を選んだ場合には「どこで?」と言う選択肢があるはずです。大きく分けると街の携帯電話修理屋さんかApple(Appleの正規代理店を含む)のどちらかとなります。費用は?当然Apple高いよね?と思われがちですが実はAppleの方が安いです。まずAppleケアが有効であれば基本的に無料です。保証が切れている場合には最新モデルで99ドル、少し前のモデルで89ドルとなります。一方モールなどのキオスクでビジネスを展開している修理屋さんは150〜180ドルが相場です。修理屋さんで交換後は一つ問題が出ます。「バッテリーに関する重要なメッセージ」として、「このiPhoneで正規のApple製バッテリーが使用されている事を確認できません。このバッテリーではバッテリーの状態の情報を利用できません。」と表示されてしまいバッテリーの最大容量が確認できなくなります。

 ここまでくると「修理屋さんで交換するメリットないじゃん」となりそうですが修理屋さんだとバッテリー交換を30分くらいで対応していただけるはずです。それとバッテリー容量の確認はできなくなるものの、これから約2年間はストレスなく使えるはずなので多忙のビジネスマンにとってはどちらが良い選択肢なのかは判断が難しいところです。結論を言えば大変急いでいてすぐにバッテリー交換がしたい方はモールのキオスクで。ある程度時間にゆとりがある方はAppleでアポをとり、持参か郵送かを選び(持参がお勧め)Appleの正規修理店もしくはApple Storeに持ち込みましょう。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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Yukinari Suda、IT Engineer

日本生まれ 22 歳で渡米、1998 年にYuki’ s PC Lab をダウンタウンLA で起業、多くの日系オフィスやパソコンユーザーへサービスを提供し、現在ガーデナにて修理や改造、クラス、コンサルティング業務を継続中。 Yuki’s PC Lab 1011 W. 190th St, Unit 1/2 Gardena, CA 90248 424-396-3258




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