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コラム

JERCの教育相談Q&A
vol.53 幼児期の子どもと異文化社会 その③ あたえたい絵本の紹介

2024-12-20

 子どもたちが大好きな絵本。本の影響は言語能力だけでなく、人間形成にも及ぶと言われています。異文化社会に於いても、できるだけよい絵本に接しられるよう努力なさってください。子どもは、一度気に入った本に出会うと、何回でも読んで欲しがるものです。毎日同じ本でもよいですから、親子で過ごす大切な時間にしてください。
 
① 読み聞かせをするのによい本
 ●おかあさんのたんじょう日(『おかあさんだいすき』より)
  (まーじょりー・ふらっく 文・絵)岩波書店
 ●ぐりとぐら(中川季枝子 作 / 大村百合子 絵)福音館書店
 ●ぐるんぱのようちえん(西内みなみ 作 / 堀内誠一 絵)福音館書店
 ●三びきのやぎのがらがらどん
  (北欧民話 / マーシャ・ブラウン 絵 / 瀬田貞二 訳)福音館書店
 ●だいくとおにろく(松居直再 話 /赤羽末吉 絵)福音館書店
 ●ちいさなうさこちゃん(ディック・ブルーナ 文・絵 / 石井桃子 訳)福音館書店
 ●ティッチ(パット・ハッチンス 文・絵 / 石井桃子 訳)福音館書店
 ●てぶくろ
  (ウクライナ民話 / エウゲー二・M・ラチョフ 絵 / 内田莉沙子 訳)福音館書店
 ●どろんこハリー
  (ジーン・ジオン 文/マーガレット・ブロイ・グレアム 絵/渡辺茂男 訳)福音館書店
 ●のろまなローラー(小出正呉 作 / 山本忠敬 絵)福音館書店
 ●もりのなか(マリー・ホール・エッツ 文・絵 / 間崎ルリ子 訳)福音館書店
 ●ラチとらいおん(マレーク・ペロ二カ 文・絵 / 徳永康元 訳)福音館書店
 
 
② あたえたい絵本
 物語と絵によるもの

  ●『ないたあかおに』 文・浜田廣介 絵・池田龍夫 偕成社
  ●『やまんばのにしき』 文・松谷みよ子 絵・瀬川康男 ポプラ社
  ●『オレンジ色のさかな』 文・森比左志 絵・長 新太 講談社
  ●『おばけのカスパン』 文と絵・香山彬子 講談社
  ●『かえってきたきつね』 文・岸田衿子 絵・中谷千代子 講談社
 
 ことばの知識を中心としたもの
  ●『ことばのえほん』 作・川上尚子 文・上地ちづ子 講談社
  ●『ことばのべんきょうーくまちゃんのいちにち』文・絵 かこさとし 福音館書店
  ● 『ことばのべんきょうーくまちゃんのいちねん』文・絵 かこさとし 福音館書店

参考文献 『幼児のことば指導』 福沢周亮・池田進一 著


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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岩永留美

教育アドバイザー

新しく赴任されたばかりのご家族、すでに数年滞在されている皆さま、お子さんの教育でお困りのことはありませんか?  海外での子どもの教育は、分らない事ばかり。異文化の中で、戸惑われていることも多いのではないでしょうか。 世界中どこからでも日本語でご相談ください。

Phone: (310)502-3603




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